「今日は疲れたし、明日まとめてやればいいかな…」 そんなふうに、気づいたら一日が終わっていた。
社会人なら、そんな日がきっとあると思います。 私もそうでした。むしろ、何度もありました。
やる気が出ない日は、本当にどうしようもない。 仕事や家事、育児…やることは山ほどあります。
でも、そんな日が続くと、 「結局、自分って続かないんだな…」と落ち込んでしまうんですよね。
それでも、今では私は勉強を習慣として続けられています。 その理由はただひとつ。
「やる気」に頼らず、行動できる仕組みをつくったからです。
社会人が勉強を続けられないのは「意志が弱い」からじゃない
モチベーションが続かないのは、当たり前です。
「今日から毎日1時間やるぞ!」と意気込んでも、3日で挫折。 何度も繰り返しました。
でもあるとき、こう思ったんです。
「やる気がなくても、行動できるような仕組みが必要なんじゃないか」
やる気って、空模様みたいにコロコロ変わるにゃ。仕組みで動けるようにするのが、一番確実だにゃ
そう気づいてから、私は勉強に「習慣」という形で取り組むようになりました。
社会人に必要なのは、気合ではなく「やる仕組み」。 次に、私が実際にやって効果があった、勉強を習慣化する仕組みを3つ紹介します。
勉強習慣を定着させる3つのコツ
① 【ルーティン化】毎日の生活の中に勉強時間を組み込む
毎日やっていることって、実はたくさんあります。 食事、歯磨き、シャワー…。 それと同じように、勉強を“日常の一部”にできれば続けやすくなります。
私の場合、朝のランニング後にコーヒーを飲みながら、10分だけテキストを読む時間をつくりました。
夜は、1ページだけ読む。試験前なら過去問を1問だけ解く。
たったそれだけでも「やった」という感覚が得られます。
“ちょっとだけやる”がコツ。週1からでもOK
最初から完璧を目指さず、週1〜2日でもいいんです。 勉強は毎日やらなきゃいけないものではありません。
小さく始めることが、続ける最大のコツです。
② 【環境を整える】勉強できる空間を用意する
「さあやろう!」と思っても、机が出ていない、ノートが見つからない。 そんなことがあると、それだけで面倒になります。
以前の私は、折りたたみ机を出し入れするのが面倒で、 「また今度でいいか…」と後回しにしていました。
そこで、リビングにテーブル付きの椅子を置いて、 「ここは勉強コーナー」と決めました。
たったそれだけで、勉強を始めるハードルがグッと下がったんです。
始める準備がいらないと、気持ちもすぐ勉強モードになれるにゃ
③【眠気対策】やるか、やめるかの“見極め”をする
夜の勉強中に眠くなって、何も頭に入らない…ありますよね。
そんなときは、無理に続けるよりも、 「あと5分だけやってみよう」と軽くやってみる。
それすら無理なら、潔く寝るのも大切な選択です。
ムリに続けて落ち込むより、今日は寝て、また明日がんばろう
そして、眠気が毎日続くなら、勉強時間帯そのものを見直してみましょう。 朝や昼に5分だけでも時間を取れるか探してみると、ぐんと効率が上がることもあります。
習慣化のコツは「できることを、少しずつ」
習慣化は、特別な才能がなくてもできます。
大切なのは、「毎日10分でもOK」と割り切ること。 そして「今日の自分、ちょっとえらい」と自分を認めること。
それが次の一歩につながっていきます。
まとめ:やる気がなくても動ける自分をつくろう
モチベーションがなくても、“仕組み”があれば今日も動けます。
大きなことはできなくても、 明日の自分が少しだけ楽になるような、小さな一歩を今日踏み出してみてください。
それが積み重なったとき、 「続けられる社会人」の姿がきっと見えてくるはずです。
今回紹介した仕組みが、ひとつでもあなたの参考になれば嬉しいです。
続ける力は、意志じゃなくて“しくみ”から生まれるにゃ。
自分を責めずに、仕組みで助けてあげるにゃ。今日もおつかれさま!