※この記事は、
「社労士を独学でやってみたけど、正直きつかった」
という経験をもとに書いています。

はじめに|独学で限界を感じるのは普通

「社労士は独学でもいける」

そんな言葉を信じて、私も参考書を開きました。

朝活、スキマ時間、休日のまとめ勉強。
社会人としてできることは、正直すべてやったと思います。

それでも、3〜4ヶ月ほどで強く感じるようになりました。

これは努力不足じゃない。構造的にきつい。

社労士試験は、根性論で押し切れるタイプの資格ではありません。

この記事では、

  • 社労士は独学で合格できるのか
  • 独学が向いている人・向いていない人の違い
  • 講座を使うなら、どこを見るべきか
  • 独学経験者の私が「選ぶならここ」と判断した理由

を、きれいごと抜きの本音で整理します。

これから社労士を目指す社会人の方にとって、
遠回りを減らす材料になれば幸いです。

社労士は独学が向いている人・向いていない人がはっきり分かれる

まず大前提として、

社労士は、独学でも合格できる人はいます
ただし、それは少数派です。

しかも、社会人で独学に限ればもっと少なくなります。

独学が向いている人

  • 暗記の耐性が高く、長時間インプットが苦にならない
  • 自分で学習計画を立て、修正し続けられる
  • 分からない制度を自力で調べきれる

正直、この条件をすべて満たす人は多くありません。

独学が向いていない人

  • インプットの質を自分で担保できない
  • 何を優先すべきか分からなくなる
  • 「やっているのに伸びない」状態が続く

これは能力の問題ではなく、環境の問題です。

社労士で独学に限界を感じた人が講座を使うべき理由

社労士は、大きく分けると

  • 制度を理解する(インプット)
  • 問題で再現する(アウトプット)

この両方が必要な試験です。

特に厳しいのが、インプットの多さ

もし、学校で先生がいなかったらどうでしょう。
教科書を読んで自分で理解し、いきなりテストを受ける。
多くの人にとって、相当きついはずです。

社労士の独学は、この状況に非常に似ています。

講座を使う最大の価値は、

「理解までの距離を一気に縮められること」
「教えてくれる先生がいること」

にあります。

  • なぜそうなるのか
  • どこが試験で狙われるのか
  • どこは捨てていいのか

これを最初から整理してもらえるだけで、
学習効率は別物になります。

社労士講座を選ぶときに見るべき5つの判断軸

講座は高い買い物です。
だからこそ、
感覚ではなく判断軸で選ぶべきだと思っています。

先に結論だけ整理します。

私が社労士講座を選ぶときに重視したのは、次の5点です。

① 初学者がつまずく前提を潰してくれるか
② インプットとアウトプットの役割が整理されているか
③ 社会人でも崩れにくい学習ペースか
④ サポートが「初心者でも使える設計」か
⑤ 価格ではなく、時間コストで合理的か

以下では、この5つの視点で講座を見ていきます。

判断軸①|「講義が分かりやすいか」よりも重要なこと

多くの人が、講座選びでまずこう考えます。

「講義が分かりやすいかどうか」

もちろん大事です。
ただ、それ以上に重要なポイントがあります。

それは、

初学者がつまずく前提を、ちゃんと潰してくれるか

です。

社労士試験は、

  • 専門用語が多い
  • 制度の前提知識がないと意味が分からない
  • 条文の日本語がそもそも難しい

という特徴があります。

ここで多くの独学者が、

  • 用語の意味を調べる
  • 解説サイトを彷徨う
  • 余計な時間を消耗する

という“迷子状態”になります。

良い講座は、

  • 「ここ、初学者は必ず引っかかる」
  • 「ここ、独学だと誤解しやすい」

というポイントを最初から説明に組み込んでいる

単に「説明が上手い」ではなく、
「初学者目線で設計されているか」
これが最初の判断軸です。

判断軸②|インプットとアウトプットの“役割分担”が明確か

社労士試験は、
インプットとアウトプットの両方が必要な試験です。

ただし、ここで重要なのは、

インプットとアウトプットを
「同じ重さ」で考えないこと

です。

社労士は、特にインプットが重い資格

社労士は、

  • 制度を覚える
  • 数字・要件・例外を覚える
  • 正確に思い出す

というインプット負荷が異常に高い試験です。

このインプットを、

  • いきなり過去問でやろうとする
  • 問題演習で覚えようとする

と、ほぼ確実に消耗します。

良い講座は、

  • インプットは「講義+テキスト」で整理
  • アウトプットは「過去問」で確認

という役割分担が明確です。

「なぜこの問題はこうなるのか」を
講義で理解 → 問題で確認

この流れが自然にできる講座かどうかは、
かなり重要な判断ポイントです。

判断軸③|社会人向けの「学習ペース」が現実的か

講座によっては、

  • 1日3時間前提
  • 週末にまとめて消化前提
  • 理想論ベースのカリキュラム

になっているものもあります。

ただ、現実の社会人は、

  • 仕事で疲れる
  • 予定が崩れる
  • 毎日完璧にはできない

これが普通です。

だからこそ見るべきなのは、

「調子が悪い日でも続く設計か?」

です。

  • 1日30分でも意味がある構成か
  • 途中で止まっても、復帰しやすいか
  • 数日抜けても、致命傷にならないか

講座の良し悪しは、
“頑張れている日”ではなく、“崩れた日”に差が出ます。

社会人向けに最適化された講座は、
この「崩れにくさ」が設計されています。

判断軸④|サポートは「量」より「使われ方」

質問制度・フォロー制度が充実している、
とアピールしている講座は多いです。

ただ、ここも注意点があります。

  • 質問しやすい雰囲気か
  • 初歩的な質問でも大丈夫か
  • 回答が「理解前提」ではないか

独学で挫折しやすい人ほど、

  • 質問するのが怖い
  • 何が分からないか分からない

という状態になりがちです。

サポートの“数”よりも、
「初心者が使える設計か」
ここを見たほうが、失敗しにくいです。

判断軸⑤|価格ではなく「時間コスト」で考える

最後は、ほとんどの人が誤解しているポイントです。

「独学のほうが安い」

これは、金額だけ見れば事実です。

ただし、社会人にとって一番高いコストは、時間です。
金額が安くても、時間がかかる、
成果がでにくいでは本末転倒です。

  • 遠回りする時間
  • 迷う時間
  • 挫折してやり直す時間

これらはすべて、
独学だと発生しやすい“見えないコスト”です。

講座を使うというのは、

  • お金を払って
  • 最短ルートを買う

という考え方。

独学で消耗して1年伸びるより、
講座で半年短縮できるなら、
それは十分に回収できる投資だと私は感じました。

  • 独学 → お金は安いが、時間が溶けやすい
  • 講座 → お金はかかるが、遠回りしにくい

社労士講座3社を徹底比較

ここでは、社労士講座の中でも
実際に検討されやすい代表的な講座を取り上げます。

比較する講座
  • スタディング
  • クレアール
  • アガルート

まずは細かい説明は抜きにして、
「失敗しにくいかどうか」という視点で
主要3講座を並べてみました。

完璧に理解しなくて大丈夫です。
「なんとなく合いそうか」で見てください。

視点スタディングクレアールアガルート
講義設計自走できる人向け要点特化・経験者向け初学者前提でかなり丁寧
学習管理完全自己管理自己管理寄りフリカリキュラム型
向いている人勉強習慣がある人時短重視初学・ブランクあり

※ここで「どれが一番すごいか」ではなく「どれが一番ラクに続くか」で見てください。

正直に言うと、
どの講座も「合格」は狙えます。

ただし、合格までのしんどさと遠回り度合いがまったく違うのが現実です。

この表を見て、

・「独学でつまずいた経験がある」
・「何をやればいいか迷う時間を減らしたい」

こう感じたなら、アガルートが一番ラクです。

一方で、

・すでに学習経験がある
・自分で計画を立てられる

という人なら、他講座でも問題ありません。

ここまで比較して分かったのは、

社労士講座選びは
自分の性格と生活リズム次第で正解が変わる

ということです。

  • 理解しないと前に進めない人
  • スキマ時間で積みたい人
  • 勉強そのものが久しぶりな人
  • 価格を最優先したい人

同じ「社会人」でも、状況は全く違います。

私自身は、
独学をやってみて「インプットの壁」にぶつかりました。

だからこそ、

  • 制度を一から整理してくれる
  • なぜそうなるかを言語化してくれる

こうした講義設計の重要性を、身をもって感じています。

実際に利用はしていませんが、
独学で失敗したからこそ
“どこで詰まったか”ははっきりしています。

その上で私が利用するとすれば、アガルートを選択します。

次の章では、
「独学でつまずいた人が、なぜアガルートを選ぶのか」
を、私自身の視点で整理してみます。

私ならアガルートを選択する理由

社労士講座に「万人にとって最強の正解」はありません。

それを踏まえた上で、
独学で一度つまずいた人にとって、
なぜアガルートが有力な選択肢になるのか。

この章では、独学経験者の視点から整理します。

多くの人が次の壁にぶつかります。

  • テキストを読んでも「結局どこが大事かわからない」
  • 過去問を解いても、正解・不正解の理由が腑に落ちない
  • 暗記しているはずなのに、問題になると出てこない

これは能力の問題ではありません。

「インプットの整理ができていない」だけです。

理由①|制度を「理解できる形」に分解してくれる

アガルートの講義は、
単なる知識の読み上げではありません。

  • なぜこの制度があるのか
  • なぜこの要件が必要なのか
  • なぜこのひっかけが出題されるのか

を、言葉で整理してくれます。

独学だとここは、

「そういうものだから覚える」

で終わらせがちですが、
それが後々の失速につながります。

「暗記が苦手」
「理解しないと進めない」
という人ほど、講義の価値を感じやすい構成です。

理由②|どこまで理解すればいいかが明確

独学で一番しんどいのは、

「ここ、どこまで覚えればいいの?」

という判断を常に自分でしなければならないことです。

アガルートでは、

  • ここは条文レベルで押さえる
  • ここは考え方だけ理解すればOK
  • ここは捨てても問題ない

と、学習の濃淡がはっきりしています。

これは地味ですが、
社会人にはかなり大きなメリットです。

理由③|過去問の位置づけがブレない

社労士試験は「過去問が重要」と言われますが、
独学だと使い方を間違えやすい。

  • 解けることが目的になってしまう
  • 理解が浅いまま回転数だけ増える

アガルートでは、
過去問は「理解確認ツール」として設計されています。

・なぜその選択肢がダメなのか
・どの論点と結びついているのか

が、講義と連動して整理されるため、
知識が点ではなく線でつながりやすいです。

まとめ
  • 独学で一度つまずいた
  • 理解を重視したい
  • 最短ルートで合格を狙いたい

アガルートが向いている人

ここまでを整理すると、
アガルートが合いやすいのは、次のタイプです。

  • 独学で一度つまずいた経験がある
  • 暗記だけでは限界を感じている
  • 「なぜそうなるか」を理解したい
  • 無駄な遠回りはしたくない
  • 本気で合格を狙っている

逆に言えば、
「なんとなく資格を取れたらいい」
という人にはオーバースペックかもしれません。

もしあなたが、

  • 独学で手応えを感じていない
  • このままで合格できるか不安
  • 勉強の方向性が合っているか確認したい

そう感じているなら、
一度、講座の全体像を冷静に確認してみるのは無駄ではありません。

無理に講座を利用する必要はありません。
「自分に合うかどうか」を判断する材料を持つだけでも、
学習の軸はブレにくくなります。

もしあなたが、

・テキストを読んでも重要度が判断できない
・過去問を解いても、理解した感覚が残らない
・暗記だけでは限界を感じている

こうした状態なら、
アガルートの講義設計は一度見ておいて損はないと思います。

私自身、独学をしていた頃は、
「今日は何をやれば正解なのか」
それが毎日分かりませんでした。

勉強しているのに、
不安だけが増えていく感覚。

今振り返ると、
一番もったいなかったのは
知識ではなく「迷っていた時間」でした。

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アガルートが向いていない人

ここは大事なので、はっきり書きます。

アガルートは、

  • 講義時間が比較的長い
  • 情報量が多い
  • じっくり理解する設計

です。

そのため、

  • とにかく短時間で回したい人
  • 説明は最低限でいい人
  • すでに基礎が固まっている人

には、
やや重く感じる可能性があります。

これは欠点ではなく、
設計思想の違いです。

  • とにかく安さ最優先
  • 自力で体系化できる自信がある

講座にも”合う”、”合わない”があります。
それでも、多くの社会人にはアガルートは、
「合理的な選択肢」だと思います。

このまま独学を続けるか、やり方を変えるか

ここまで読んで、
「独学がきつい理由」
「講座を使う意味」
は、頭では理解できたと思います。

それでも、こんな気持ちが残っていませんか?

  • もう少し独学で頑張ってからでもいい気がする
  • 今すぐ講座に申し込むほど切羽詰まっていない
  • まだ本気を出し切っていないだけかもしれない

これは、とても自然な感情です。
私自身も、まったく同じことを考えていました。

ただ、独学を続けていた当時の自分を振り返ると、
ひとつだけはっきり言えることがあります。

”もう少し頑張る”は、たいてい状況を変えない

独学を続ける選択そのものが悪いわけではありません。
問題は、やり方が変わらないまま時間だけが過ぎることです。

  • 今日もテキストを読んだ
  • 今日も問題を解いた
  • でも、理解の浅さや不安は消えない

この状態が続くと、
勉強量は増えているのに、手応えは減っていくという感覚に陥ります。

そして多くの場合、

「もう少しやってダメなら考えよう」

と思いながら、
数ヶ月が過ぎていきます。

私が”最初から講座を検討すべきだった”と思う理由

もし過去の自分に声をかけられるなら、
こう言います。

「独学でできるかどうかを証明するために、
何ヶ月も使う必要はなかった」

講座を使うことは、
逃げでも、甘えでもありません。

  • 理解をショートカットする
  • 迷う時間を減らす
  • 判断を先送りしない

そのための合理的な選択です。

その選択の中で、数ある社労士講座でも、
アガルートは次の点で「独学で詰まりやすい人」と相性が良いと感じます。

  • 重要論点が明確で、迷いにくい
  • 講義が端的で、復習しやすい
  • 社会人でも現実的な学習ペースを想定している

「講座を使うなら、こういう設計のものがいい」
という基準で見たとき、
最もバランスが取れている講座だと思います。

最終的に決めるのは自分自身

今すぐ申し込む必要はありません。
ただ、

  • このまま同じやり方を続けるのか
  • やり方を一度、切り替えてみるのか

ここは一度、立ち止まって考えてみてください。

講座の内容を確認するだけでも、
「独学との違い」は、はっきり見えてくるはずです。

「やり方を変える」という選択肢を、
知った上で独学を続けるかどうか。

それだけでも、意味はあります。

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それでも独学を続けたい人へ

この記事を読んでも、
「今はまだ独学でやりたい」
そう感じる人もいると思います。

それ自体は、間違いではありません。

ただし、次の2点だけは意識してください。

・インプットの整理が進んでいるか
・勉強量の割に不安が減っているか

このどちらかが崩れたら、
やり方を見直すサインです。

まとめ|独学で消耗しきる前に選択肢を持ってほしい

社労士試験は、
努力を否定する試験ではありません。

ただ、
努力の方向を間違えると消耗する試験です。

独学で限界を感じたなら、
「教えてもらう」という選択肢を
一度、真剣に検討してみてもいいと思います。

自分に合う環境を選ぶことも、
立派な戦略です。