できれば独学でいきたい。
でも、落ちるのは怖い。

お金よりも、失う時間のほうが怖いからです。

・講座は高い
・でも落ちるのはもっと怖い
・時間も無駄にしたくない

私も同じでした。

シロ

講座って高いよね…できれば独学でいきたい

みけ

でも落ちたら時間も無駄になるよ?

私自身は、慶應通信を卒業し、その後、簿記2級を独学で合格。
一方で、社労士試験に独学で挑戦し、途中で挫折しています。

だからこそ言えます。

資格は独学で合格できます。
ただし、“向いている資格”と“向いていない資格”があります。

ここを間違えると、努力が消耗に変わります。

結論:独学か講座かは「難易度 × 性格 × 時間」で決まる

資格選びでよくある間違いは、

「みんな独学で受かっているらしい」

という曖昧な基準で決めてしまうこと。

判断基準はもっとシンプルです。

独学で合格しやすい資格の特徴

✔ 過去問対策で得点パターンが固まる
(簿記2級、FP2級 など)

✔ 出題範囲や頻出論点が整理されている
(宅建 など)

✔ 難易度が比較的低め
(ITパスポート など)

こうした資格は、

「何をやればいいか」が見えやすい。

私が簿記2級を独学でいけると思えたのは、

・過去問が豊富
・出題傾向が安定
・捨てる論点がある程度見える

戦い方が想像できたからです。

講座を使うべき資格の特徴

✔ 出題範囲が膨大で論点が複雑
(社労士、中小企業診断士 など)

✔ 法改正や最新情報の影響が大きい

✔ 何から始めればいいか分かりにくい

こうした資格は、

勉強量よりも「情報の取捨選択」が勝負になります。

独学だと、

「全部重要に見える」

この状態に陥りやすい。

そして、ここから消耗が始まります。

データで見る社会人の勉強時間の現実

総務省の社会生活基本調査によると、
社会人の多くは平日にほとんど勉強時間を確保できていません。
勉強している人でも平日平均学習時間が約1時間程度。

1日1時間なら、1年で約365時間。

社労士や診断士などの難関資格は、
一般的に800〜1000時間以上必要と言われています。

時間は有限です。

独学で迷いながら進むロスは、
想像以上に大きいことがわかります。

迷いながら1ヶ月過ごすことは、
合格から1ヶ月遠ざかることと同じです。

私が独学で消耗した瞬間

慶應通信で学んでいた頃、私は焦っていました。

慶應通信の試験では、出題範囲がありません。
教科書のどこが出題されるのかわかりません。

そんな中で、
科目が多すぎる。
教科書も分厚い。
全部大事に見える。
読んでも読んでも終わらない。

シロ

これ…全部覚えなきゃダメなんじゃない?

時間だけが減っていく感覚がありました。

一方で、大学で行うスクーリング。
講師ははっきり言います。

「今日のプリントから問題を出します」
「ここが重要です」

その瞬間、この範囲だけやればいいんだと、肩の力が抜けました。

シロ

全部やらなくていいのか⋯

授業で扱われた範囲のテストと、
教科書だけ渡された範囲のテスト。

どちらが点数を取りやすいか。

ほとんどの人は知っています。

講義の価値は、知識量ではありません。
これは、資格講座でも同じです。

重要な範囲を絞ってくれること

整理されるだけで、不安は大きく減る。
また、勉強にかける時間も大きく減ります。

独学でもいけると思える理由

私は、慶應通信を卒業し、その後、簿記2級を独学で受験しました。

そう思えた理由は、

・出題範囲がある程度整理されている
・過去問が充実している
・頻出論点がはっきりしている

「過去問で解く、戦い方で十分に合格できる!」
そう、思えました。

そして実際、独学で合格できました。

でも今なら分かります。

あれが範囲膨大で論点が複雑な試験だったら、
同じやり方は通用しなかった。

独学が急に厳しくなる瞬間

難関資格になると、独学の怖さが顔を出します。

私は社労士試験を独学で挑戦しようとしましたが、
出題範囲が広すぎて挫折しています。

社労士は「独学は無理」と言われることがありますが、
本質は“無理”ではなく“迷いやすい”ことです。

内容が膨大になると、

全部重要に見える

シロ

この論点も出るかも…こっちも捨てられない…

範囲が広いほど、削れない。

時間だけが減っていく。

社会人にとって、これは地味にきつい。

仕事終わりに机に向かいながら、

みけ

これで合ってるのかな…?

不安は、想像以上に消耗します。

完璧主義×独学の罠

ここで問題になるのが、完璧主義です。

独学は自由です。

自由ということは、終わりが見えにくい。

完璧主義の人ほど、

・全部理解してから進みたい
・抜けがあると不安
・曖昧なまま前に進めない

私もそうでした。

シロ

まだ完璧じゃない。もう一回やろう

難関資格でこれをやると、時間が足りなくなります。

社労士に挑戦したとき、私はそれを痛感しました。

範囲が広すぎて、削れない。
どこも捨てられない。

「これも出るかも」

その積み重ねで、前に進めなくなりました。

独学 or 講座で迷ったときのチェックリスト

□ 出題範囲は整理されているか
□ 過去問中心で戦えそうか
□ 学習時間を確保できるか
□ 完璧主義で止まりやすくないか
□ 重要論点を自力で絞れそうか

2つ以上不安があるなら、講座は「逃げ」ではありません。
それは、弱さではなく「合理的な選択」です。

ただし、
「完全独学」か「完全講座」かの二択ではありません。

・基本は独学+直前期だけ講座を使う
・市販テキスト+講義だけ受講する
・模試だけ講座を利用する

戦い方はいくつもあります。

大事なのは、
自分に合った“迷わない形”を選ぶことです。

まとめ:独学か講座かは「性格と難易度」で決まる

社会人が資格を独学で目指すとき、
向き・不向きを見極めることが最優先です。

独学と講座は優劣ではありません。

・資格の難易度
・自分の性格(特に完璧主義かどうか)
・使える時間

これで決まります。

もし、

・簿記やFPのような中難易度資格なら
 → まずは過去問を3年分解いてみる

・社労士や中小企業診断士のような難関資格なら
 → 無料講座やサンプル講義を一度見る

そこから判断すれば遅くありません。

独学で戦うことは悪くありません。
何も知らずに戦うことが、危険なのです。

もし今、

仕事終わりに机に向かいながら
「これで合っているのかな…」と不安を感じているなら、

それは努力不足ではありません。
戦い方の問題かもしれません。

特に社労士のような難関資格は、
独学で迷い続けること自体がリスクになります。

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