社会人の勉強は、時間の確保が一番のハードルです。
「朝活がいいって聞くけど、朝は弱いし…」
「夜は疲れて無理。でも昼休みなら…?」
そう悩む人も多いのではないでしょうか。
私自身も、試行錯誤を繰り返してきました。
結論から言えば、どの時間帯でも「できなくはない」。
でも続けやすいのは、自分の生活に一番フィットする時間です。
この記事では、朝・昼・夜のそれぞれの特徴と、私自身がたどり着いた“自分にとってベストな時間帯”について紹介します。
朝活のメリット・デメリット
◎ メリット
- その日が始まる前に勉強を終えられる安心感
- 急な残業や用事で夜できなくても「もうやったからOK」と思える
- 一日のスタートが前向きになる
- 集中しやすく、脳がスッキリしている
朝できた”という安心感は、1日を穏やかに過ごせるにゃ
△ デメリット
- 早起きが習慣化するまでが大変
- 寝坊するとバタバタして勉強時間が確保できない
- 長時間の勉強には不向き(せいぜい1時間ほど)
私の実体験
私は元々朝が苦手で、最初は起きるのもつらかったです。
でも、続けていくうちに少しずつ慣れてきました。
勉強時間は長くても1時間程度ですが、「もう少しやりたかったな…」というところで終わるので、逆に気持ちよく1日をスタートできます。
中途半端に感じるかもしれませんが、この“物足りなさ”が明日へのモチベーションになるのが面白いところです。
あとちょっとやりたかった…って気持ちで終わると、なんかリズムができるにゃ
昼休みのメリット・デメリット
◎ メリット
- スキマ時間を有効活用できる
- 食後の気分転換になる(場所が確保できれば)
- 短時間の復習や確認には向いている
△ デメリット
- 静かに集中できる場所がないと勉強の質が下がる
- 昼休みは終了時間が明確で、常に時間を気にしながらになる
- 集中しづらく、習慣化しにくい
- 休日には「昼休み」が存在しないためリズムが崩れる
私の実体験
実は私、昼休み勉強はあまりおすすめしていません。
一番の理由は集中できないから。職場では場所の確保も難しいし、終わる時間を常に気にしながら勉強するので、頭に入りづらいんです。
また、休日には昼休みがないので、リズムが作れません。
「平日は昼、休日は朝か夜」という切り替えも試しましたが、習慣としては安定しませんでした。
時間を気にしながらの勉強って、集中よりも“消化”になっちゃうよね
あ、そろそろ戻らなきゃって思いながら勉強するの、落ち着かないにゃ
夜の勉強のメリット・デメリット
◎ メリット
- 比較的まとまった時間を確保しやすい
- 家事や育児が一段落してから取り組める
- 自分のペースで進めやすく、時間を気にせず集中できる
試験前にガッツリ取り組むなら、夜がいちばん効率的かも
△ デメリット
- 眠気・疲労が蓄積していて集中力が落ちる
- 夜ふかしすると、翌朝のリズムが崩れやすい
- 子どもの寝かしつけで一緒に寝落ちしてしまう日も多い
私の実体験
夜は、時間の制約が少ないという点でとても助かっています。
家事が落ち着いたあとや子どもが寝た後に1時間くらい勉強できる日もあれば、もっとやりたいときはそのまま2時間やることも可能。
ただ、やっぱり疲れている日は集中できないし、寝かしつけのつもりがそのまま寝てしまうこともあります。
「確実に毎日できる時間」としては、やや不安定な面もあるかなと感じました。
自分の場合、夜の勉強って“今日は無理かも…って日が多いにゃ
結論:どの時間も「できる」。でも「続けやすい」時間が一番
正直、どの時間帯でも勉強はできます。
でも本当に大切なのは「なるべくストレスが少なく、続けられるかどうか」。
私にとっては、朝のちょっとした時間が最もストレスなく取り組める時間帯でした。
完璧な環境よりも、“続けやすさ”のほうが大事だよね
あなたにとってのベスト時間はどこ?
無理して朝活に合わせる必要はありません。
夜に強い人は夜でもいいし、職場の環境が整っていれば昼休みもあり。
大切なのは、「ちょっとやってみたら続けられそう」と思えるかどうかです。
できない日があっても、自分を責めないのがいちばん!
まずは1日5分でもOK。気負わず、自分に合った時間を見つけていこう!
あなたは、どの時間帯が合っていそうですか?
今回ご紹介した「朝・昼・夜」の特徴を振り返ってみると──
- 朝は静かで集中しやすいけど、起きるのが大変
- 昼は環境が整えば有効だけど、場所・時間の制限あり
- 夜はまとまった時間を取りやすいけど、疲労がネック
つまり、「万人にとって正解の時間」はありません。
あなた自身の生活スタイルや性格に合わせて、ちょっとでも続けやすい時間を見つけてみてください。
勉強習慣は“生活との相性が9割。試行錯誤しながら、ムリなく続けていこう