こんにちは。シロです。
このブログ「じぶん時間の勉強ノート」では、仕事や子育てに追われる日々のなかでも、
「少しずつでも、変わっていきたい」
そんな思いを抱える人たちに向けて、学び直しや資格取得、キャリアの悩みについて発信しています。
今回は、私自身の「学び直し体験記」をお届けします。
30代、子育て中、フルタイム勤務。
そんな状況でも通信制大学を卒業できた――その理由や背景を、リアルな気持ちとともに綴りました。
✅「このままでいいのかな」と感じている方
✅ 学び直しに興味はあるけど一歩を踏み出せない方
✅ 通信制大学って実際どうなの?と疑問を持っている方
そんなあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです。
「このままでいいのかな」と思い始めた日々
30代。フルタイム勤務。2人の子ども。
日々に追われながらも、どこか満たされない気持ちがありました。
「このまま定年まで働くんだろうか?」
「仕事も家庭も大事だけど、それだけで終わっていいのか?」
「本当に、自分の可能性はもうこれで打ち止めなんだろうか?」
口には出さなかったけれど、心のどこかでそんなモヤモヤを抱えていたんだと思います。
人生は一度きりで、やりたいと思っているだけであっという間に時間は過ぎていきます。
キャリアを大きく変えたい、でも今のままでもいいのでは、そんな葛藤が少しずつ自分に変化を始めていました。
口には出していない?友達と普通に話題にしてたにゃ。
⋯
実はずっと、「大学に行ってみたかった」
私は高校卒業後、大学に進学しませんでした。
理由はシンプルで、「行く意味が見つからなかった」からです。
正直、高額な学費を払ってまで、知名度の低い大学に行くメリットがあるのかな?
進学するとしても、当時の自分にとって選べるのは知名度の低い大学。
それなら時間もお金もムダだと思って、迷いなく就職を選びました。
父子家庭という背景もあって、家計のことも常に頭の片隅にありました。
でも社会人になってからも、ずっとどこかに
「大学に行ってみたかったな」」
という気持ちが、うっすらと残っていたんです。
背中を押してくれたのは、アニメだった
そんな気持ちをグッと引き寄せたのが、何気なく観ていたアニメ『ゴールデンタイム』でした。
大学生活を舞台にした青春ストーリーで、アニメ好きで普段通り観ていただけなのに、ふと思ったんです。
「大学って、こんなふうに人との出会いがあるんだ」
「楽しそうだな…自分も、行ってみたかったな」
そう思ったとき、ふと心に浮かびました。
「今からでも、遅くないんじゃないか?」
通信制大学という選択肢に出会った
「働きながら大学なんて、無理だろう」
…と、最初は思っていました。
でも調べていくうちに、「通信制大学」という選択肢に出会います。
通学は基本的に不要で、自宅学習をベースに進められる。
しかも慶應義塾大学や法政大学のような有名校にも、通信課程があることを知りました。
「どうせ行くなら、自分なりに納得できる大学がいい」
そう思って、私は慶應義塾大学の通信教育課程を選びました。
ちなみに『ゴールデンタイム』のモデルは法政大学だけど…。
…⋯。やっぱり『慶應』ブランドに惹かれるにゃ(笑)
最初の1年、ほとんど進めなかった
入学したはいいものの、最初の1年はほぼ進まず…。
スクーリングとレポート2通だけで、取得できた単位はたった8単位(ちなみに卒業には124単位必要…)
「なんで入学したんだろう」
「無理なんじゃないか」
「もうやめようかな…」
そんな気持ちに何度も襲われました。
でも結局、私はやめませんでした。
それは、「途中で辞めるのがどうしても嫌だった」という、自分の性格に助けられたのかもしれません。
子どもの成長、仕事の繁忙期、家庭のこと…。
いろんなことに振り回されながらも、ほんの少しずつ前に進んでいきました。
卒業して思う、「やってよかった」
8年かけて、なんとか卒業できました。
✅「大学どこ?」と聞かれて、少し誇らしく言える
✅「大学に行ってない」という引け目がなくなった
✅「やればできた」という経験が、確かな自信になった
どれも、お金では買えない「人生の糧」になりました。
そして何より、「自分にも、まだ選べる道がある」と感じられたこと。
それが、私にとって最大の収穫でした。
最後に:何をしたいか分からなくても、大丈夫。
「変わりたい。でも、どうすればいいか分からない。」
そんなふうに、モヤモヤする日々を過ごしていませんか?
そんな状態でも、大丈夫です。
僕だって、アニメが後押しになって大学に行ったんですから、『きっかけ』なんてささいなことなんです。
「一歩踏み出す勇気は、大きな目標じゃなくてもいい。
ふと目に留まった本や、誰かの言葉、アニメのワンシーン。
そんな『ささいなきっかけ』から、人生は動き出すんです。」
このブログが、あなたの「じぶん時間」に、
ちょっとした勇気と気づきを届けられたら嬉しいです。
これからも、リアルな体験と気持ちをこめて発信していきます。
一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう🐾