この記事では、
社労士の勉強を4ヶ月やってみて感じたことを
まとめています。

テキストを一通り終え、
過去問(一問一答)に取り組み始めた頃、
ある不安を感じるようになっていました。

シロ

このまま独学を続けて、本当に合格できるのだろうか?

4ヶ月も続けているのに、
自信が増えるどころか、不安のほうが大きくなっている。

これが一番、怖かった。

勉強していないから不安なのではない。
むしろ、やっているからこそ、
「この努力の方向は合っているのか?」という疑問が消えなかった。

やる気が落ちたわけではありません。
勉強時間が足りていないわけでもありません。

むしろ、毎日の学習は習慣化できており、
継続できているという意味では、
順調に進んでいたと思います。

それでも、

・正解しても、「たまたま当たっただけかも」と思ってしまう
・今やってる勉強が、本当に試験に出るところなのか分からない
・制度の意味までは分からず、とりあえず丸暗記している感覚がある

という状態が続いていました。

このとき感じていたのは、

「今のやり方を続けた先に、合格しているイメージが持てない」

という違和感でした。

なぜ独学4ヶ月で伸び悩みを感じるのか

振り返ってみると、
不安の正体は感情ではなく、
構造の問題でした。

・出題頻度の判断ができない
・理解が浅いまま正解してしまう
・正解に再現性がない

努力量ではなく、
「学習の質」に原因があったのだと思います。

このまま独学を続けた場合に起こること

正直に言えば、私は最初から「独学でやり切る」と決めていました。

費用の問題もありますが、
それ以上に、
自分の力で合格したいという意地がありました。

講座を使うのは、
どこかで「逃げ」のように感じていたのも事実です。

私はこれまで、
「量をこなせば、いつか伸びる」と信じてきました。

覚えきれていない自分を責め、
足りない分を勉強時間で埋めようとする。

それが努力だと思っていたからです。

参考書を完璧に覚えきれていないことに気づくたびに、
「まだ努力が足りないのではないか」と、
勉強時間を増やすことで解決しようとしていました。

ただ、当時の状況を客観的に見たとき、
このまま学習を続けた場合、
次のような流れになる可能性が高いと感じていました。

頻出度の判断ができないまま学習を続ける

社労士試験は範囲が広く、
すべてを正確に覚えることは現実的ではありません。

そのため、

・出る論点
・あまり出ない論点
・ほとんど出ない論点

を見極め、
優先順位をつけて学習する必要があります。

しかし、この判断を個人レベルで行うのは、
想像以上に難しい作業です。

闇雲に進めた結果、

「本来は捨ててもよい論点」に時間を使い、
「頻出論点」が後回しになる

という非効率な学習につながってしまいます。

シロ

なんとなく正解しているだけでは…?

理解不足のまま過去問を回し続ける

一問一答は2択問題です。

極端に言えば、
理解が不十分でも正解してしまう可能性があります。

問題は、
誤りだった場合に

「どこが誤りなのか」

を明確に説明できないことです。

なんとなく違和感がある、
そんな感覚で選んだ正解は、
再現性のある知識とは言えません。

その状態で過去問を繰り返すと、

誤って理解している内容を
正しい知識として定着させてしまう

というリスクがあります。

つまり、

勉強しているにもかかわらず、
間違った知識を強化してしまう可能性があるのです。

シロ

勉強してるのに、なぜか伸びない…

半年後に起こり得る現実

もし、このまま今のやり方で独学を続けた場合、
半年後には次のような状態になっていたかもしれません。

・勉強時間は確実に増えている
・過去問も何周かしている
・テキストも一通りは読み終えている

それでも、

点数は思ったように伸びない。

一問一答で正解しても、
「なぜそれが正しいのか」を説明できない。

逆に、間違えた問題についても、
どこが違うのかがはっきりと分からない。

なんとなく覚えて、
なんとなく解いて、
なんとなく正解する。

そんな状態のまま、
過去問を解く回数だけが増えていきます。

原因が分からないまま、

・テキストを読み直す
・同じ過去問をもう一度解く

といった対応を繰り返すことになります。

知らず知らずのうちに、
非効率なやり方を続けるリスクがあります。

シロ

また同じやり方で半年やるのか…?

このとき初めて、
「独学の限界」という言葉が頭をよぎりました。

能力の限界ではありません。

今のやり方の限界です。

なぜ“理解”が求められるのか

テキストには、

「なぜその制度になっているのか」

という説明が割愛されていると感じました。

例えば、

現在の労働時間が
週40時間と定められている背景には、
過労死などの社会問題があります。

育児休業制度も、
もともと存在していた制度ではありません。

基本的に労働関係法令は、
社会課題を解決するために作られています。

もちろん、
背景まで深掘りしていては
時間がいくらあっても足りません。

ただ、

単なる制度として覚えるだけでは、
記憶に残りにくいのも事実です。

「なぜそうなったのか」という情報が、
理解のフックになると感じていました。

独学が悪いわけではない

ここで強調しておきたいのは、

独学という選択そのものが
間違っているわけではないということです。

実際、
独学で合格している人もいます。

しかし、

過去問に取り組み始めた段階で感じた違和感を
放置したまま学習を続けることが、
非効率な学習になります。

シロ

このままでいいのか?

講座を検討するという選択肢

勉強時間は確保できているはずです。

それでも結果につながらないのは、

努力が足りないのではなく、
学習の進め方そのものに原因があるのかもしれません。

私自身、

・どの論点を優先すべきなのか
・どこまで覚える必要があるのか
・なぜその制度になっているのか

といった「判断の基準」を、
自分ひとりで持つことに
限界を感じていたのは事実です。

実際に講座内容を確認してみると、
私が一番驚いたのはテキストの完成度の高さ、
優先順位の明確さでした。

出る論点と、
思い切って後回しにしてよい論点が、
はっきり線引きされている。

全部やらなくていいと
初めて言語化されているのを見て、
正直、少し肩の力が抜けました。

私にとって講座を検討するという行為は、
独学をやめる決断ではありませんでした。

今のやり方が本当に最短ルートなのかを確認する、
「学習戦略の見直し」だったのだと思います。

だからこそ一度、

独学と講座では、
どこまでサポート内容に違いがあるのかを
具体的に確認してみる必要があると感じました。

講座の内容を知ったうえで、
独学を続けるのは自分で考えて判断した結果です。

でも、知らないまま独学を続けるのは、
非常にもったいないです。

一度、確認してみるのが、
自分に合った勉強を見つけるヒントになるかもしれません。

もし今、

「勉強しているのに、なぜか不安が消えない」

そんな感覚があるなら、
それは努力不足ではなく、
やり方を見直すサインかもしれません。

独学を続けるにしても、
講座を使うにしても、

一度立ち止まって、
合格までの道筋が見えているかを
確認する時間は、決して無駄ではないと思います。

そして私は、
一度立ち止まった結果、
社労士試験の勉強をやめる決断をしました。

能力の問題ではありません。

4ヶ月取り組んでみて、
今の自分が本当に時間を使うべき場所は
ここではないと感じたからです。

続けることも勇気ですが、
やめることもまた、
自分で考えて出した選択だと思っています。

私はやめるという選択をしましたが、
続けると決める人にとっては、
講座と独学の違いを知っておくことは
大きな判断材料になると思います。

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