【2026年版】簿記2級 通信講座おすすめ3選|独学合格者が本音比較
「テキスト1冊やり切ればいい」
——これ、正論です。間違っていません。
私自身、簿記2級を独学で取得しました(2025年5月合格)。その後、簿記1級も独学で進めています(直近1ヶ月は停滞中ですが)。だから「独学で取れる資格」だということは、自分の経験として知っています。
でも、誰にでもおすすめできる方法かというと、そうではありません。
独学で取れたけど、振り返ると「最短で合格したかった人にはもっといいルートがあったかも」と思うこともあるにゃ。
この記事では、「独学で取れた人間」と「通信講座は未受講」という両方の立場から、簿記2級の主要3講座(スタディング・クレアール・ネットスクール)を客観的に比較します。実体験に基づく独学経験と、第三者として公式情報・口コミを精査した結果を組み合わせて、率直にまとめました。
簿記2級は独学でも取れる——だけど「独学が最適解」とは限らない
結論から書くと、簿記2級は独学で十分合格できます。私自身、市販テキストと過去問だけで合格しました。社労士のような難関資格と違って、出題範囲が比較的明確で、過去問演習がそのまま得点力につながりやすいからです。
ただし、「独学で取れる」と「独学が最適」は別の話です。次のような人は、独学だと合格までの遠回りが大きくなるリスクがあります。
- 仕事や子育てで、まとまった学習時間が確保しにくい
- 「どこから手をつければいいか」を考える時間そのものが惜しい
- つまずいたときに、自分で原因を特定するのが苦手
- 過去に資格試験で挫折した経験がある
- 「今年中に合格する」という時間的な制約がある
独学で取った私自身、合格までに想定より時間がかかりました。「テキストの読み方」「過去問の解き方」「どの分野から手をつけるか」——これらを自分で試行錯誤する時間が、確実にロスになっています。仕事や育児で時間が読めない社会人にとって、この試行錯誤の時間は無視できないコストです。
独学と通信講座——決定的な3つの違い
1.学習順序が設計されているか
独学では「どこから手をつければいいか」で時間を使いがちです。私も最初の1ヶ月は、商業簿記と工業簿記の進め方で迷い、結果として商業簿記を先にやりすぎて工業簿記が直前期にずれ込みました。通信講座はカリキュラムが組まれているので、迷う時間そのものをカットできます。
2.詰まったときの出口があるか
独学で詰まると、そのまま止まります。私も連結会計や本支店会計で詰まった時、テキストを何度も読み返して数日溶かしました。講座なら動画で繰り返し確認したり、質問できたりするので、詰まりが「数時間」で済みます。
3.強制的なペースメーカーがあるか
人間は締め切りや進捗管理がないと後回しにします。これは意志の弱さではなく、人間の性質です。講座のカリキュラムはそれ自体がスケジュールになり、外部からの強制力が働きます。独学の場合、自分でスケジュールを組み、自分で守るしかありません。
独学のメリットは「安さ」と「自分のペースで進められること」だけど、デメリットは「効率の悪さ」と「サボりやすさ」だね。
おすすめ3講座の比較
未受講者として、各社の公式情報・口コミ・受講料を精査して比較した結果がこちらです。
| 講座名 | 料金目安(2級) | 学習スタイル | テキスト | 質問サポート | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| スタディング | 1万円台前半〜 | スマホ完結 | デジタルのみ | AIサポート | コスト最優先・隙間時間派 |
| クレアール | 3万円台〜 | 動画+紙テキスト | あり(紙) | あり(メール等) | 重要論点を効率よく攻略したい人 |
| ネットスクール | 4万円台〜 | ライブ+録画 | あり(紙・充実) | あり(ライブ質問) | テキスト重視・腰を据えて学びたい人 |
スタディング——最安・スマホ完結型
スタディングの最大の特徴は「価格の安さ」と「スマホだけで完結する設計」です。2026年現在、簿記2級コースは1万円台前半から受講できます。動画講義は1コマ10〜20分程度に区切られていて、通勤中や昼休みに細切れで進められる設計です。
独学経験者の視点から見ると、「とりあえず始めるハードル」を最小化できる点が最大の魅力です。1万円台なら、独学用の市販テキストを揃える費用とそこまで変わりません。それで「学習順序の設計」「動画解説」がついてくるのは、コスパ的に強い選択肢です。
ただし紙のテキストがないため、書き込みながら学びたい人や手元に参考書を置きたい人には向かないかもしれません。まずは無料お試しで学習スタイルが合うか確認することをおすすめします。
クレアール——非常識合格法・効率重視型
クレアールは「非常識合格法」をベースにした講座です。すべてを網羅するのではなく、試験に出る重要論点に絞って学ぶアプローチが特徴。簿記2級なら3万円台から受講できます。
独学者の視点で見ると、ここが一番「独学の弱点を補える」設計です。独学の最大の問題は、「全範囲を満遍なくやりすぎて、出やすい論点に時間を割けない」こと。私自身、商業簿記の連結会計に時間をかけすぎて、工業簿記の直前総復習が雑になった反省があります。「どこに時間をかけるか」を講座側が設計してくれるのは、社会人受験生にとっては大きい。
紙テキストも配布されるので、画面と紙を使い分けたい人にも対応できます。質問制度もあります。社労士講座でも提供している運営会社で、社会人向けのサポート設計に長年の実績があります。
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独学で簿記2級を取得した私から見ても、「独学だと時間配分のミスで遠回りしやすい」のは確かな弱点です。クレアールは試験に出る論点に絞って効率よく回せる設計で、仕事や育児で時間が読めない社会人にとって合理的な選択肢です。資料請求は無料です。
ネットスクール——テキスト優秀・簿記専門
ネットスクールは簿記に特化した通信教育で長年の実績があります。テキスト(「サクッとうかる」シリーズ)の評判がよく、書店でも見かけることが多い王道シリーズです。ライブ授業でリアルタイム質問もできます。
独学経験者の視点で見ると、「市販テキストの延長線上」で講座を始められる安心感があります。価格は3講座の中で最も高めですが、教材とサポートの充実度を重視する人には向いています。「テキストでじっくり腰を据えて学びたい」「ライブ授業で質問しながら進めたい」という人には、3つのなかで最も親和性が高い講座です。
こんな人は「独学」より「講座」のほうが安全
独学で取れた私が、それでも「この条件に当てはまる人は講座のほうが安全」と思うパターンを挙げます。
- 合格までのデッドラインがある(昇進条件・転職計画など)
- 過去に独学で挫折した経験がある(試行錯誤の時間で再びエネルギーを使う可能性が高い)
- 1日30分〜1時間しか時間が取れない(試行錯誤の時間を圧縮する必要が高い)
- 連結会計・本支店会計・工業簿記が苦手意識がある(独学では詰まりやすい論点)
- 「テキストを開く時間」を捻出するのがすでに重い(外部のペースメーカーが必要)
これらに当てはまる項目が3つ以上ある場合、独学で押し切るより、講座を使ったほうが結果として早く合格にたどり着く可能性が高いと感じます。
独学にこだわるより、合格を最短で取るほうが大事にゃ。受験料も時間も、無駄にしたくないにゃ。
まとめ——自分の生活スタイルで決めるのが正解
- コスト最優先・スマホ派 → スタディング
- 効率重視・紙テキストも使いたい → クレアール
- テキストの質重視・ライブ質問したい → ネットスクール
どれが正解かは「あなたの生活スタイルによる」です。費用はかかりますが、「時間」と「精神的なコスト」を考えると、合計では安くなることも多い。通信講座を選ぶことへの罪悪感を持つ必要はありません。合格することが目的なのだから、そのための手段を選ぶのは当然のことです。
独学で取得した私が言うのも変ですが、「独学が偉い」「講座を使うのは負け」という発想は捨てたほうがいい。最短ルートで合格して、その先の時間を別のことに使うほうが、はるかに合理的です。
→ 独学でやってみたい人はこちらも参考に


