「勉強したいけど、時間がない」

そう思って、気づけば何ヶ月も何も変わっていない——

子育てして、フルタイムで働いて、
家に帰れば家事と寝かしつけ。

「今日は無理だった」が積み重なっていく。

もし今そんな状態なら、この記事はかなり役に立つと思います。

私はシロ、30代後半。

子育て中でフルタイム勤務。
慶應通信を8年かけて卒業して、
今は簿記1級を勉強しています。

気づいたら15年以上、
働きながら学び続けています。

「どうやって時間を作っているんですか?」
と聞かれることが増えたので、
この記事に正直に全部書きます。

時間は「見つける」ものではなく「設計する」もの

「スキマ時間を見つけよう」という話をよく聞きます。

でも、私は少し違う考え方をするようになりました。

スキマ時間は、待っていても来ません。

子育て中の1日は予定外のことだらけです。
子どもが急に熱を出す、
夜中に起きる、
保育園から呼び出しがある

——だから私は「どこに勉強を差し込むか」を先に決めておくようにしました。

たとえば、
「朝5分は絶対にこれをやる」
「昼休みの最初の15分はテキストを開く」
というように、場所と時間をセットで決める。

そうすると
「今日どこで勉強しようか」と考える必要がなくなります。
勉強のハードルを下げるのは意欲ではなく、設計です。

私が実際にやっている5つの習慣

習慣1. 子育て中でもできる「朝5分の勉強時間の作り方」

目覚ましを5分早くセットして、
その5分でその日に覚えたいことを1つだけ読む。

テキストのページ1枚でもいいし、
前日解いた問題の解説を読み直すだけでもいい。

5分だと思うと、布団の中でも開けます。
「朝に勉強しよう」と意気込むと絶対続かない。

5分というのがポイントです。

習慣2. 昼休みの15分を死守する

昼休みの最初の15分は勉強の時間と決めています。

昼休みは話しかけられることが多いため、
「12時から12時15分は静かな場所に行く」という行動を固定化しています。

昼休みは自分でコントロールしやすい時間帯です。
ここを少しでも確保できると、積み重なります。

習慣3. 子どもが寝た後の20分をルーティン化する

寝かしつけが終わったら、すぐにテキストを開く。
「少し休んでから」と思うと、そのまま眠ってしまいます。

だから、寝かしつけが終わった瞬間に机に向かうことをルールにしました。
20分でいい。疲れていれば10分でいい。

でもとにかく一度座る

——座ってしまえば、たいてい続きます。

習慣4.「完璧な勉強時間」を求めない

「今日は30分しかできなかった」と落ち込む必要はありません。

30分やったなら、30分の前進があります。
慶應通信を8年かけて卒業したとき、
「8年もかかった」と思う人もいるかもしれませんが、
「8年かけても卒業した」という事実は変わらない。

完璧な日を待っていたら、一生来ません。

習慣5. やらない日のルールを決める

「毎日やらなければ」と思うと、
やれなかった日に罪悪感が生まれて、
そこでやめてしまいます。

私は、
「子どもが病気のときはやらない」
「週に1回は完全オフにする」
と決めています。

休む日を決めることで、
それ以外の日に「今日はやる日だ」とスイッチが入ります。

サボることへの罪悪感を消すだけで、続けやすさがまったく変わります。

挫折しないコツは「やめない」ではなく「縮小する」

正直に書きます。

慶應通信に入学した頃に、本当にしんどかった時期がありました。

慶應通信では、レポートを作成するのに一定のまとまった時間が必要でした。
でも、勉強をはじめても、子どもが泣き出したら手がとまり、
夜泣きも続くことで睡眠不足となり、育児・家事で時間をとることは難しかった。

また、生活リズムが大きく変わってしまい、
勉強のリズムも習慣化は難しかったです。

ここで、長時間を確保するのは無理だと確信しました。
そこから、勉強をいったん「5分の確認」だけに縮小することにしました。

テキストを開いて、見出しを読んで閉じる。それだけ。

「続けている」という事実だけを積み上げることにしました。
止まってしまうとやれなかった罪悪感を感じたり、
できないことへの不安やイライラにつながりやすいですが、
とりあえず、やったという事実だけを残すことが大事です。

それを続けていくうちに、少しずつ余裕が戻ってきて、
また20分30分できるようになりました。

しんどいときに「やらない」ではなく「縮小する」——これが私の乗り越え方です。

家族の理解を得るためにやったこと

申し訳ないと思いながら隠れて勉強するより、
「やっている」と伝えたほうがうまくいくと気づきました。

私がやったのは3つです。

  • 「何の試験を受けようとしているか」を具体的に伝えた
  • 「何時から何時は勉強する」と宣言した
  • その分、家族との時間に集中するようにした

いつ終わるかわからない勉強は家族に不安を与えます。

「21時から21時20分だけ」と決まっていれば、待てる。

パートナーに正直に話すと、意外と協力してもらえることが多いです。

まとめ——続けられる設計が全て

勉強時間がないのではなく、
「考えなくても始められる状態」が作れていなかっただけでした。

子育てと仕事をしながら勉強を続けることは、根性の問題ではありません。

設計の問題です。

どこで勉強するか・何分やるか・やらない日はいつか

——これを先に決めておくだけで、「毎日どうしよう」と悩む必要がなくなります。

私が5つの習慣を通じて伝えたかったのは、
「特別なことは何もしていない」ということです。

5分・15分・20分の積み重ねが、
8年間の慶應通信卒業になり、
今の簿記の勉強につながっています。

正直、根性では続きません。
設計しないと、絶対に無理です。

同じ状況の人に、少しでも参考になれば嬉しいです。