簿記2級の勉強を始めて1ヶ月、2ヶ月と進むうちに、「これ、しんどいな」と感じる瞬間が必ず来ます。

私自身、2025年5月に簿記2級を取得しましたが、ここまで来るのに何度も「簿記2級 しんどい」「受かる気がしない」と検索した夜がありました。

この記事では、簿記2級独学経験者として、しんどさの正体と、独学で続ける人・通信講座に切り替える人の分岐点を整理します。

私は簿記2級を市販テキストだけの独学で取得したので、簿記2級の通信講座(クレアール・フォーサイトとも)は受講していません。

ただ、簿記1級では、2026年6月からクレアールの通信講座を受講しています。

私の場合、勉強期間中に人事異動や体調不良も重なり、一度は受験日を変更しています。

予定通り受験できなかった時は焦りましたが、結果的には勉強時間を確保できたことで合格につながりました。

「勉強しているのに覚えられない」「受かる気がしない」と感じたことは何度もありました。

それでも独学で合格できたので、当時のリアルな感覚を交えて書きます。

シロ

昨日覚えたはずなのに、もう忘れてる…

みけ

簿記2級受験生ならみんな一度は通る道だよ

簿記2級が「しんどい」と感じる4つの原因

原因①:3級と比べた論点の幅広さ

簿記3級が「商業簿記の基礎」だけなのに対し、簿記2級は商業簿記+工業簿記の2分野になります。

さらに連結会計、税効果会計、リース会計など、3級では出てこなかった論点が一気に押し寄せます。

簿記2級がしんどいと感じる最初のタイミングは、ほぼここです。

原因②:工業簿記の「考え方」が独特

工業簿記は商業簿記とは別物の思考法を要求します。

原価計算、製造間接費の配賦、標準原価計算など、「お金の動き」ではなく「コストの構造」を追う発想に切り替えなければなりません。

商業簿記が得意でも工業簿記でつまずいて、簿記2級がしんどいと感じる人は本当に多いです。

原因③:暗記事項と理解事項のバランス

簿記2級は「丸暗記でも解ける」論点と、「仕組みを理解しないと解けない」論点が混在しています。

暗記でゴリ押そうとすると応用問題で詰み、理解だけに偏ると暗記事項を取りこぼします。

このバランス調整がうまくいかないと、勉強しても点数が伸びず、簿記2級がしんどいという感覚が強まります。

原因④:合格率の不安定さ

簿記2級の合格率は回によって10%台〜30%台と大きく変動します。

「真面目に勉強したのに不合格」というケースが珍しくないため、勉強の途中で「これだけやっても落ちる試験なんじゃないか」という不安が積み重なり、簿記2級はしんどいという感覚を強化します。

私自身も、合格率を見て不安になった時期がありました。

ただ、実際には合格率そのものよりも、過去問で70点前後を安定して取れるかの方が重要だと感じました。

数字だけを見て落ち込むより、演習の安定感を基準にした方が精神的にも楽でした。

独学で簿記2級を取得した側として「しんどさ」をどう乗り切ったか

私は2025年5月に簿記2級を独学で取得しました。

市販テキスト1冊と問題集だけで合格まで届いた立場として、簿記2級のしんどさをどう乗り切ったかを共有します。

乗り切り方①:「カンニング学習」で進める

問題を解いて分からなければ、悩まずすぐにテキスト・解答を見る。

これを徹底すると、簿記2級のしんどさが大きく軽減します。

考え込んで時間を溶かすより、「正解の思考プロセスを先に見る→真似して再現する」を繰り返す方が、独学の効率は跳ね上がります。

もう一つ大きかったのは、「全部理解してから次へ進む」考え方をやめたことです。

簿記2級は範囲が広いため、完璧主義で止まっていると学習が進みませんでした。

理解できない論点があっても、いったん前に進み、後で戻ってくる方が結果的に効率的でした。

シロ

解答見たら意味ないんじゃ…

みけ

合格者は”解き方を覚える”ために見てるんだよ

乗り切り方②:工業簿記は「型」で覚える

工業簿記は理解よりも先に「型」を覚えると進みが早くなります。

仕掛品勘定の流れ、製造間接費の配賦の手順、これらをパターンとして頭に入れてから理屈を後付けすると、簿記2級の工業簿記がしんどい感覚は緩和されます。

乗り切り方③:直近5回分の過去問を3周

私の場合は、10回分を1周するよりも、直近5回分を3周した方が定着しました。

簿記2級のしんどさを乗り越えるには、テキスト学習が終わったら早めに過去問演習にシフトするのが鍵です。

独学で続ける人と、通信講座に切り替える人の分岐点

私の場合、学習期間は約4か月でした。

平日は30〜60分、休日にまとめて学習する日もありましたが、振り返ると勉強時間そのものよりも「継続できる仕組み」を作れたことが大きかったと感じています。

簿記2級がしんどいと感じたとき、すべての人が独学で乗り切れるわけではありません。

独学で続けるべきか、通信講座に切り替えるべきかの判断軸を整理しておきます。

独学で続けて大丈夫な人

・テキストの説明を読んで理解できる
・分からないことを自分で調べて解決できる
・3級は独学で取得した経験がある
・1日40分以上の学習時間を毎日確保できる
・「カンニング学習」のような割り切りができる
・100点ではなく70点合格を目標にできる
・1日勉強できなくても翌日に引きずらない
・理解できない論点があっても先に進める

通信講座への切り替えを検討すべき人

・テキストを読んでも工業簿記の理屈がイメージできない
・3級も誰かに教わって取得した(独学経験がない)
・勉強時間が分散して進捗管理が難しい
・モチベーション維持が苦手で、強制装置が必要
・受験回数を1〜2回で確実に合格させたい

私は結果的に独学で合格しましたが、もし工業簿記で何週間も止まっていたら、通信講座に切り替えていたと思います。

特に社会人は勉強時間そのものが貴重なので、「教材代を払ってでも合格を早める」という考え方は十分合理的です。

シロ

独学で頑張るべきかな…

みけ

時間を買うという考え方もあるよ

もし通信講座に切り替えるなら|未受講者として比較した2社

私は独学で簿記2級を取得した側で、クレアール・フォーサイトの簿記2級講座はいずれも受講していません(簿記1級ではクレアールを受講中ですが、2級講座は未受講です)。

ただし「もし独学を諦めて講座に切り替えるとしたら」という観点で、公式情報・複数の口コミから比較整理した結果を共有します。

※ 私はクレアール・フォーサイトのいずれも受講していません。以下は公式情報・公開されている口コミから整理した比較情報です。

講座特徴向いている人
クレアール「非常識合格法」で出題範囲を絞る、Web中心の学習スタイル「全部やる」のではなく「合格点を最短で取りに行きたい」人
フォーサイト合格率を公表、紙テキスト+eラーニングの両対応、比較的低価格紙のテキストも欲しい、コストを抑えたい人

(広告)

各社の最新カリキュラム・料金・キャンペーンは公式サイトで確認できます。私は簿記2級講座はいずれも受講していません(簿記1級はクレアールを受講中)。

クレアール(公式サイト)を見る

フォーサイト簿記2級講座(公式サイト)を見る

まとめ:簿記2級がしんどいのは普通、続けるか切り替えるかは「自分のタイプ」で決める

簿記2級がしんどいと感じるのは、ほぼすべての受験者が通る道です。

それは「あなたが向いていない」のではなく、試験の構造的な難易度の問題です。

独学で続けて取得した側として言えることは、しんどさの正体を分解して、自分のタイプに合った乗り切り方を選ぶことが、最短ルートだということ。

独学で乗り切れる手応えがあれば続ければいいですし、独学では限界を感じるなら、通信講座を比較検討するのも合理的な選択です。

簿記2級のしんどさは、解決する手段は1つではありません。

私も何度も「簿記2級なんて無理だ」と思いました。

それでも合格できたのは、理解できるまで立ち止まらなかったからではなく、理解できなくても前に進んだからです。

しんどさを感じている時点で、すでに多くの受験生と同じ道を歩いています。

自分に合った方法を選び、少しずつ積み上げていけば、合格は十分狙えます。

もし今、「全然覚えられない」「受かる気がしない」と感じていても大丈夫です。

私自身、何度も同じことを思いました。

それでも最終的には合格できました。

簿記2級は、完璧に理解した人が受かる試験ではなく、最後まで学習を続けた人が合格に近づく試験だと私は思っています。

私が実際に使った教材は、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶ 簿記2級テキスト1冊で合格した方法

【簿記2級】独学はテキスト選びにこだわらない!合格の近道は買い直しせず1冊やりきる .canonical-guide{transition:transform .25s ease,box-shadow .25s ea...